ウェブへ作品を投稿する時、デバイスについて考えてますか?
電子書籍は何でみんな読んでる?
早速ですが皆さん電子書籍を利用するとき、どのデバイスにて電子書籍を利用しているでしょうか。
上の表からスマートフォンとタブレットで電子書籍を読む人が全体の約75%を占め、当たり前ではありますが大多数が持ち運びが容易なデバイスで電子書籍を利用していることがわかります。
また、家の中だけでなく、移動時間や学校、会社での空いた時間に電子書籍を利用している割合が非常に高いことも予測できます。やはり電子書籍はスマートフォンとタブレット端末で読むことを想定した内容で作り込むことが非常に大切なポイントとなります。
小説、ブログ等、文章のみのコンテンツ
もともと日本語は縦書き用に作られた文字であり、日本人は子供の時から縦書きにて文章を読むことに慣れた脳になっています。そのため、短いブログ等の文章であれば横書きであってもそこまで読みにくいと感じることは少ないかと思いますが、長文になると横書きの文章は読みにくいと感じやすくなるそうです。そもそもこの記事も横書きで行間も空けずにだらだらと書いているため、読みにくいと思われているのではないでしょうか(笑)。自分自身も長文のブログの場合は飛ばし読みをしてしまうことが多々あります。
WEBサービスによっては文字のみのコンテンツを投稿する場合、縦書きでは投稿できないので、Wordやテキストエディットで縦書きのコンテンツを作成し、画像に直して投稿してみるのもビューワーを伸ばす良い方法になるかもしれません。
マンガ、イラスト等のコンテンツ
WEBマンガについては横読み、縦読み、それぞれにメリットが、それぞれ一番大きなメリットは横読みは『本と同じ感覚で読むことができる』、縦読みは『スマホやタブレットの操作基本である縦スクロールにて読むことができる』という点かと思います。
読み方によって人の視点の流れは変わってくるため、WEBマンガではコマ割りを工夫することが重要になってきますが、最近のWEBマンガアプリでは、横読み、縦読みどちらでも対応しているものも多くなってきており、対策は難しくなってきています。
電子出版する時は、スマホ、タブレットを想定しよう!
どのようなコンテンツでも『読みやすさ』が非常に重要になっています。特にスマホ、タブレット端末においては皆絶えず指でスクロールする癖がついているため、長文のような同じページに長時間留まらせるようなコンテンツは嫌われる傾向にあります。
この記事もそうですが、僕自身も文字ばっかりのコンテンツにいつもなってしまうので、今後はできるだけ簡潔にまとめたコンテンツ製作を心がけていきたいと思います!
読み手が不快感なく読めるようにするのが大切ですね